ガイド

治療の現場から

歯磨きやクリーニングでは落としきれない着色を除去して歯を白くする方法です。歯を削ることなく歯の中にある色素を分解して歯そのものの明度を上げます。

ホワイトニングの種類

<オフィスホワイトニング>
歯科医院で歯の表面に薬剤を塗り光を照射して白くする方法です。短時間で白くなりますが、ホームホワイトニングに比べ後戻りが早い性質もあります。
オフィスホワイトニング

<ホームホワイトニング>
専用のトレーを作り、トレーに薬剤を入れて家庭で1日2時間装着して白くする方法です。白くなるのに時間はかかりますが、後戻りしづらい性質があります。
ホームホワイトニング
 
ホームホワイトニング

<デュアルホワイトニング>
オフィスホワイトニングをした後にホームホワイトニングを行う方法です。
短時間で白い歯になる上、効果も長持ちするのでしっかりと白くしたい方にお勧めです。


♦ホワイトニングQ&A♦

Q1:歯へのダメージはないのですか?
A1安全性は確立されています。ホワイトニングの薬剤は過酸化水素または過酸化尿素で成分の安全性を保障されています。
 
Q2なぜ歯は着色するのですか?
A2お茶・コーヒー・醤油・赤ワイン・タバコなど色素の強い物を摂取することで歯のエナメル質に色素沈着していきます。また、加齢に伴い自然と黄色っぽくなります。
 
Q3白さはどれくらい持ちますか?
A3着色しやすい物の摂取量にもよりますが、一般的に6か月~1年で少しずつ後戻りしていきます。メンテナンスやクリーニングを受けることにより白さを長く保つことができます。
 
Q4ホワイトニングは痛みがありますか?
A4基本的にはありませんが、人によっては知覚過敏が一過性に起こることもあります。
 
♦ホワイトニング料金♦

オフィスホワイトニング ホームホワイトニング
上下顎 24,000円 1セット 22,000円
片顎 12,000円 (カスタムトレー・ホワイトニングジェル込)
1・2歯 5,000円 タッチアップ追加液 4,000円
3・4歯 10,000円   (2本入り)
タッチアップ(片顎以上のみ)  デュアルホワイトニング 
上下顎 16,000円   オフィスホワイトニング+ホームホワイトニング  
片顎 8,0000円

 
♦オフィスホワイトニング症例♦
 

 
ホワイトニング症例 術前
 
ホワイトニング症例 術後

 
ホワイトニング症例 術前
 
ホワイトニング症例 術後
■PMTCとは
Professional(専門家-歯科医師・歯科衛生士-)による Mechanical(専用の器具)を使った Tooth (歯)の Cleaning(お掃除)という意味です。
きちんと磨いているつもりでも、どうしても歯ブラシの届きにくい所、汚れがたまりやすい所がでてきます。普段落とせない汚れを専用の器具を使って落としていきます。また歯周病やむし歯の原因となるバイオフィルムという細菌の膜を取り除くのに最も効果的な方法がPMTCです。
 
■PMTCの効果
・歯を強くする:フッ化物入りペーストを使い歯面清掃することにより再石灰化を促進し歯を強くする。
・むし歯の予防:バイオフィルムを破壊し、プラークを除去し、プラークが再び付着するのを防ぐ。
・歯周病の予防:歯面から歯肉溝1~3㎜のプラークを除去することにより歯肉の状態の改善と予防。
・審美性の向上:茶渋・ヤニなどの着色を除去し、本来の白さや光沢のある歯面を取り戻す。
 
■PMTCの手順  
①PMTC前の着色した歯
PMTC手順1

 
②歯にペーストをまんべんなく塗布
PMTC手順2

 
③歯間部をチップにて清掃
PMTC手順3

 
④歯面をラバーカップにて清掃
PMTC手順4

 
⑤PMTCが終了し綺麗な歯になりました
PMTC手順5

 
 
■このような方におすすめ
・プラーク、バイオフィルムを除去しお口の中をサッパリしたい方
・インプラントを長持ちさせたい方
・歯周病の治療が終わった方
・茶渋・ヤニが気になる方
・かぶせものやブリッジをされている方
・ホワイトニングをされた方
・起床時にお口のネバネバが気になる方
・起床時の口臭が気になる方

■歯の健康は
歯の健康についてフロー


健康でキレイな歯を保っていくにはご自身による丁寧なブラッシングとプロによる歯のクリーニングの二人三脚が必要不可欠なのです!

歯周病は皆さんもご存知のように成人の大半が罹患している病気です。歯周病も虫歯と同じように原因は歯垢の中の細菌で、歯垢がだんだん溜まってくると歯周組織にわるさをする細菌が増加してきて歯肉に炎症を起こしてきます。
歯の清掃がうまくいかず歯垢が常に付着した状態が20台後半以降も継続すると細菌の毒素の作用などにより歯肉からもっと深い歯根膜や歯槽骨などに炎症が拡大し、歯周組織が破壊されるようになります。
この状態が歯周病です。
それではどのようにして歯周病に対応したらよいのでしょうか?ブラシ等でしっかり歯垢を除去する事が大切になります。多くの人はちゃんと歯を磨いているよ、とおっしゃるのではないかと思いますが、磨いているのと磨けているのは違います。実際に磨いた後に歯垢を染め出してみると磨き残しは思った以上に多いのも事実です。
このへんはそれぞれの人で磨き残しの部位が違ってくるので、その人にあった歯ブラシ指導が必要になってきます。この歯ブラシが歯周病治療の基本です。但し歯ブラシだけでは歯周病を治すことは出来ません。
 
歯垢が長い間、歯に付着しているとそこに石灰化が起こり堅い歯石が出来上がります。この歯石は皆さん自身では取ることが出来ません。
歯石は細菌の棲家になっていたり、細菌の出す毒素を蓄えていたりして歯周組織には有害なものです。ですからこの歯石を我々歯科医や歯科衛生士が歯周病の治療として一生懸命取り除いています。しかし、この歯石は手ごわい存在で歯と歯肉の溝の歯根面に強固に付着しているので取るのは結構大変です。
溝の浅いところに付着した歯石は比較的簡単に取ることが出来ますが、歯肉の縁から5mm以上深いところに歯石がこびり付いていると、どんなにベテランの歯科衛生士でも完全に取りきる事は出来ません。何故ならば見えないところにある歯石を探知して、複雑な形をした歯根に強固に付着した歯石を口の中で器具の動きが制約される環境で取り除かねばならないからです。
この様な場合は歯肉をめくって歯石の付着部位を確認して取るような手術が必要になります。
この様に歯石をいかにして完全に取りきるかが歯周病の予後に大いに影響してきます。
その為歯科衛生士は日頃からのトレーニングや講習会に参加してその技術の向上を図っていますが、高度な技術をマスターした衛生士はさほど多くいないのが現状です。
しかし、ここが乗り越えられないとインプラント治療をしてもインプラント周囲炎になったりして様々な問題を抱え結果としてインプラントが長く持たない状態にもなりかねません。
ですから、インプラント治療を受ける際の歯科医院選びの目安として、その医院が歯周病治療に力を入れているか、また、治療を受けて自分の歯周病の状況が良くなったかで判断できると思います

歯周病とは、歯を支えている周りの組織がプラーク(歯垢)に含まれる細菌に感染し発症する病気です。
その細菌は、歯面に磨き残しがあると歯と歯肉の間から棲み着くようになり、細菌の増殖と共に歯肉の炎症が広がっていきます。そして歯周組織を破壊し歯を支えている歯槽骨という骨まで溶かしてしまいます。

歯肉炎の治療
歯肉炎とは、歯と歯肉の溝にプラークが溜まり炎症を起こすことです。

 
【歯肉炎の症状】
・歯肉が赤く腫れる
・歯と歯の間の歯肉が丸みを帯びふくらんでいる
・歯磨き時に出血する

【治療法】
ブラッシング指導を行います。歯磨きは歯周病予防や治療の基本となるものです。歯周病の最大の原因であるプラークをご自身で磨き残しなく磨くことができるように個々の患者さんに合った正しい磨き方を身につけてもらいます。
歯周病の治療法


初期の歯周病治療
初期の段階では、歯と歯肉の溝の中で細菌がさらに繁殖すると歯周ポケットを作ります。
歯周ポケットに溜まったプラークは歯石となります。その歯石から毒素が出され歯を支えている骨(歯槽骨)などの歯周組織を破壊します。
歯周ポケット4㎜~5㎜

【初期歯周病の症状】 
・歯肉が赤く腫れる
・歯ブラシが当たるだけで出血しやすくなる
・口臭が気になる
・口の中がネバネバする

【治療法】
スケーリングを行います。取り除けていないプラーク(歯垢)や歯磨きでは取り除くことが出来ない歯石を超音波スケーラーやハンドスケーラーと呼ばれる器具を使って除去する治療法です。

初期の歯周病


中等度の歯周病治療
さらに進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)が歯根の長さの半分くらいまで溶けてしまい、歯をしっかり支えるのが困難な状態です。
歯周ポケット5~6㎜

【中等度歯周病の症状】 
・進行が進むにつれ歯肉の腫れがさらにひどくなる
・歯がグラグラと動揺する
・歯肉が退縮して歯が長く見える
・歯肉から膿がでるようになる
・口臭がさらにひどくなる
・固い物が噛みにくくなる

【治療法】
スケーリング・ルートプレーニングを行います。スケーリングでは除去できない歯肉や歯周ポケットの深い位置に隠れた歯石を麻酔を使用してから取り除き、歯根の表面を滑沢にする治療法です。
中程度の歯周病
歯周病は重度にまで進行してしまうと、歯を支えている骨が大きく失われ、歯がグラグラになり食事をするのも大変になります。最悪の場合は歯を抜かなくてはいけません。
 
【重度歯周病の症状】
・歯ぐきが炎症を起こしていて真っ赤な状態
・歯ぐきからの出血もみられる
・歯ぐきから膿が出ている
・歯を支えている骨が大幅に溶けている(歯周ポケットの数値6mmから8mm以上)
・歯の根元に大量の歯石がついている
・歯ぐきは下がり、歯の根元が露出し歯が長く見える
・骨が溶けているので、グラグラの状態
・朝目覚めると、口の中がネバネバする
・強い口臭
重度の歯周病
 
【歯周外科治療(フラップオペレーション)】
スケーリング・ルートプレーニングでは取りきれない歯石を除去する治療です。
麻酔をして、歯ぐきをめくり歯の根元を見える状態にして奥深くに付いている歯石を取り除きます。
 
フラップオペレーション


歯周再生療法(エムドゲイン法)】
歯周病によって溶けてなくなってしまった骨など歯を支えている組織を回復させる治療法です。失われた組織を回復させるためのスペースを作り、その中に歯周組織再生を誘導する薬剤を入れ再生を図ります。
 
エムドゲイン法

虫歯が大きく拡大すると、歯の中の神経に細菌が感染します。細菌感染を起こした神経は炎症を起こし、強い痛みが生じます。これを『歯髄炎(しずいえん)』と言います。さらに症状が悪化すると神経は腐敗・壊死し、その感染は歯の根を取り囲む骨まで進行し、難治化することとなります。この神経感染の最終段階を『根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)』と言います。どちらも細菌感染を原因とし、その病状進行の最終段階である根尖性歯周炎を予防・治療するのが歯内療法です。
 歯内療法学は近年大きな進歩をとげ、基本コンセプトを遵守し最新の機材を使用すれば、高い成功率を誇る分野として認められるようになりました。
 基本コンセプトとは『徹底的な無菌的環境の確保』です。細菌感染を原因とする疾患を相手としますので、根の中に入り込んだ細菌を減少させ、さらに再感染を起こさないように配慮しながら治療を行うことが最も大切になります。ここに特殊な神業的技術は必要ありません。治療に必要な器材や薬品を使い回すことなく廃棄したり、正しく滅菌して使用することで確保されます。この行程は中島歯科医院では確実に徹底しておりますのでご安心ください。患者様には馴染みの薄い器材を使用することも多々ございますが、その必要性・重要性をできる限り説明させていただきながら治療いたしますので、ご協力をお願いいたします。
 次に『最新の機材』の説明です。近代の歯内療法には三種の神器と例えられる機材があります。『歯科用マイクロスコープ(顕微鏡)・歯科用CT・NiTiファイル』です。歯科用マイクロスコープは、歯の中にある非常に細い根を拡大視野で詳細に見渡す為に使用します。歯科用CTは、複雑な歯の根を3次元的にレントゲンデータで再現し見落としのないようにします。NiTiファイルとは、感染した根の汚れを取るために使用するヤスリのような器材ですが、技術的進歩により治療効率が大幅に改善されたものです。中島歯科医院ではこれら三種の神器を全てそろえ、適切に使用しております。歯科用CTは被曝の問題もありますので、必要だと判断される難症例のみの使用に限りますが、私は前勤務医院での7年間で、歯科用マイクロスコープとNiTiファイルを毎日例外なく全ての患者様に使用させていただき実績を積んでおります。これら三種の神器を揃えている歯科医院は全国でも少数派と言われております。また、より大切な『適切に使用できる歯科医師』も少数派と言われております。質の高い治療を確実に提供するための環境・技術を整えた歯科医院として、皆様にご安心いただきながら通っていただけるように、これからも研鑽を続けていくことをお約束いたします。